M2622T,M2623T,M2624T:スイッチ設定

1 スイッチの配置

モード設定のためのスイッチの配置を図1に示します.
(注)本図は予告なしに変更される場合があります.

図1 モード設定スイッチの配置

「2 工場出荷時の標準設定」以降の説明において,CNH1およびSW1の設定の見方は以下のとおりとします.
プラグスイッチ


2 工場出荷時の標準設定

 1-2 オープン: Spindle Syncを実行しない
3-4 オープン: SPSYNC信号は出力モード
5-6 ショート: 予備
7-8 ショート: 予備
 No.1 OFF: IORDY出力なし
No.2 OFF: SPSYNCライン切り離し
No.3 OFF: ライトプロテクトなし
No.4 OFF: LONGモードのECCバイト数はコマンド依存(デフォルト 4バイト)
No.5 OFF: Masterドライブ
No.6 OFF: 工場設定用

3 モード設定

HDD上で設定の必要な項目は以下のとおりです.

(1) マスタ・ドライブ/スレーブ・ドライブの設定

SW1SW1
 スレーブ・
ドライブ
 マスタ・
ドライブ

(2) WRITE/READ LONGモードにおける 7 Byte ECC の設定

SW1SW1
 7 Byte ECC
固定
LONGモードにおけるECCバイト
数をホストの設定にかかわらず
7 Byteに固定することができます.
LONGモードにおけるECCバイト
数はSET FEATURESコマンドによ
る設定に依存します.パワーオン後
のデフォルト設定は4 Byte.

(3) ライトプロテクト

SW1SW1
 ライトプロテクト
ON
 ライトプロテクト
OFF

(4) Spindle Synchronous信号ラインへの接続設定(オプション)

HOSTインタフェース28ピンへの接続の有無を設定します.
SW1SW1
 HOSTインタ
フェースへ
接続します.
 HOSTインタ
フェースか
ら切り離します.

(5) I/O Channel Ready信号の出力設定

ホストのデータ転送レートが非常に高く(3.7 MW/s近傍)なり,Waitステートを入れて転送の同期をとる必要がある場合,HOSTインタフェース27PINにIORDY信号を出力するための設定.
SW1SW1
 27ピンに出力
します.
 27ピンに出力
しません.

(6) Spindle Sync実行/SPSYNC信号の入出力モードの設定(オプション)

CNH1CNH1CNH1
Spindle Syncを実行し,
SPSYNC信号をI/F 28 Pin
に送出します.
Spindle Syncを実行し,
SPSYNC信号をI/F 28 Pin
から受け取ります.
Spindle Syncを実行
しません.
出力モード入力モード


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