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DEC.1995
L0CA01952-4850
基板上の配置
スイッチ番号 | 信号名称 | 工場出荷時 | |
---|---|---|---|
SW 1 | 01 02 03 | SCSI ID | OFF OFF OFF |
04 | SCSIデータバスパリティチェック | ON | |
05 | SCAMモード | OFF | |
06 | デバイスタイプモード | OFF | |
07 | スピンドル自動停止モード | OFF | |
08 | LEDモード | OFF | |
SW 2 | 01 | ライトキャッシュモード | OFF |
02 | 論理仕様タイプ1 | OFF | |
03 | マッキントッシュモード | OFF | |
04 | ベリファイモード | OFF | |
05 | 論理仕様タイプ0 | OFF | |
06 | SAVE DATA POINTER メッセージモード | OFF | |
07 | ダウンロードモード | OFF | |
08 | 工場試験モード(ユーザ設定禁止) | OFF |
SCSI ID | SW1-01 | SW1-02 | SW1-03 |
---|---|---|---|
0* | OFF | OFF | OFF |
1 | OFF | OFF | ON |
2 | OFF | ON | OFF |
3 | OFF | ON | ON |
4 | ON | OFF | OFF |
5 | ON | OFF | ON |
6 | ON | ON | OFF |
7 | ON | ON | ON |
重 要 | |
---|---|
1) | 同一のSCSIバス上に接続されるSCSIデバイス間で,SCSI IDが重複 しないように設定すること. |
2) | ARBITRATIONフェーズで競合した場合のSCSI使用権の優先順位は, 以下のようにSCSI IDによって決まる. |
7>6>5>4>3>2>1>0 |
表2 SCSIデータバスパリティの設定
光ディスク装置によるSCSIデータバスのパリティチェック | 設定端子(SW1-04) |
---|---|
チェックを実行する | ON * |
チェックを実行しない | OFF |
表3 SCAMモードの設定 (SW2)
SCAMモード | 設定端子(SW1-05) |
---|---|
必要に応じて光ディスク装置からSCAMモードを使用する | ON |
光ディスク装置からはSCAMモードを使用しない | OFF * |
表4 デバイスタイプモードの設定 (SW2)
デバイスタイプ | 設定端子(SW1-06) |
---|---|
X'07' (光メモリ装置) | ON |
X'00' (ダイレクトアクセス装置) | OFF * |
表5 スピンドル自動停止モードの設定
スピンドル自動停止モード | 設定端子(SW1-07) |
---|---|
任意の時間ホストからアクセスがなかった場合に自動的にスピンドルを停止する. | ON |
スピンドルを自動的に停止しない. | OFF * |
重 要 | |
---|---|
スピンドル自動停止機能の特徴は次のとおりである. | |
・ | ディスク媒体エラーの原因となる塵埃の付着を大幅に抑制することができる. |
・ | スピンドルの起動に数秒かかるため, 迅速なレスポンスが要求されるシステムには適さない. |
表6 ライトキャッシュモードの設定
ライトキャッシュモード | 設定端子(SW2-01) |
---|---|
WRITE/WRITE AND VERIFYコマンド時にライトキャッシュをする. | ON |
WRITE/WRITE AND VERIFYコマンド時にライトキャッシュをしない。 | OFF * |
重 要 | |
---|---|
ライトキャッシュ機能が有効な場合,書込みエラーは次のコマンドの 終了ステータスで報告される.イニシエータがコマンドリトライをする ようなシステムでは正しくリトライされないので使用にあたっては十分 な注意が必要である. |
表7 ベリファイモードの設定
ベリファイモード | 設定端子(SW2-04) |
---|---|
WRITEコマンド時にベリファイ動作をしない(無効) | ON |
WRITEコマンド時にベリファイ動作をする(有効) | OFF * |
ベリファイ機能が無効の場合は書込みデータ品質が保証されないので,
重要なデータの格納に使用すべきでない.重要なデータの格納に使用す
る場合は,ファイルを二重化するなどのシステム的な予防策が必要である.
表8 論理仕様タイプの設定
コマンド仕様およびメッセージ仕様 | 設定端子(SW2-05) 論理仕様タイプ0 | 設定端子(SW2-02) 論理仕様タイプ1 |
---|---|---|
SCSI-1仕様 | OFF * | OFF * |
SCSI-2仕様 | ON | OFF |
未使用(設定禁止) | OFF | ON |
未使用(設定禁止) | ON | ON |
表9 マッキントッシュモードの設定
マッキントッシュモード | 設定端子(SW2-03) |
---|---|
マッキントッシュ接続可能 | ON |
マッキントッシュ接続不可能 | OFF * |
表10 LED モードの設定
LED モード | 設定端子(SW1-08) |
---|---|
ポジショニング, リード, ライト, ロード,イジェクト動作中 はLED を点灯する.パワーオン診断中も点灯する. パワーオン診断エラー検出時は1秒間隔, サーマルアラーム検 出時は2秒間隔で点滅する. | OFF * |
ポジショニング, リード,ライト, ロード, イジェクト動作中 はLED を消灯し,それ以外のときは点灯する.パワーオン診断 中も点灯する. パワーオン診断エラー検出時は1秒間隔, サーマルアラーム検 出時は2秒間隔で点滅する. | ON |
表11 SAVE DATA POINTER メッセージモードの設定
SAVE DATA POINTERメッセージモード | 設定端子(SW2-06) |
---|---|
DISCONNECTメッセージを送出する前に,SAVE DATA POINTER メッセージを送出する. | OFF * |
DISCONNECTメッセージを送出する前に,SAVE DATA POINTER メッセージを送出しない | ON |
表12 SCSI終端抵抗の電源供給方法
SCSI終端抵抗の電源供給方法 | 設定端子1-2 (CNH1) | 設定端子3-4 (CNH1) |
---|---|---|
光ディスク装置自身およびTERMPWR ピンの双方から電源供給 | SHORT * | SHORT * |
光ディスク装置自身だけから電源供給(TERMPWR未使用) | SHORT | OPEN |
TERMPWR ピンだけから電源供給(光ディスク装置の電源は 未使用) | OPEN | SHORT |
電源供給なし | OPEN | OPEN |
表13 終端抵抗モード
終端抵抗モード | 設定端子5-6 (CNH1) |
---|---|
プリント回路基板上の終端抵抗モジュールが有効 | SHORT * |
プリント回路基板上の終端抵抗モジュールが無効 | OPEN |
ピン | 機能 |
---|---|
1 | カートリッジ挿入検出 |
2 | SCSI ID 4 |
3 | LED電源 (+5V) |
4 | SCSI ID 2 |
5 | LED電源 (-) |
6 | SCSI ID 1 |
7 | カートリッジ排出信号 |
8 | アース(0V) |
9 | デバイスタイプモード |
10 | スピンドル自動停止モード |
11 | マッキントッシュモード |
12 | アース(0V) |
13 | ベリファイモード |
14 | 論理使用タイプ0 |
15 | SCSI終端抵抗モード |
16 | アース(0V) |
注:ケーブル長は30cm以内のこと
カートリッジの取り出し
カートリッジはイジェクトスイッチとSCSIコマンドによって取り外すことができます。緊急時以外はマニュアルイジェクト機構によるカートリッジの取り出しをしないでください。
レンズと媒体清掃
ヘッド部のレンズは6ヶ月1度清掃してください。カートリッジの中の媒体は3ヶ月に1度清掃してください。よごれのつきやすい環境で使用する場合はより頻繁に清掃する必要があるかもしれません。清掃するときは富士通純正のヘッドクリーナとクリーニングキットを使用してください。純正品以外のものは効果がありません。
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