M1612ATU, M1614ATU:スイッチの設定
1.スイッチの配置
ドライブの動作モードを設定するスイッチの配置を図1に示しています。
図1 スイッチの配置図
2.工場出荷時の設定
工場出荷時のスイッチ設定を図2 に示します。(マスタドライブの設定).
図2 工場出荷時のスイッチ設定
3.モード設定の説明
(1) マスタドライブ/スレーブドライブの設定
マスタドライブ(ドライブ0)か, スレーブドライブ(ドライブ1)かを認識させるための設定です.
図3 マスタドライブ/スレーブドライブの設定
- 重 要
- 装置上で本設定を行う場合は, ケーブルセレクトを実施してはいけません。 また, ケーブルセレクトを実施する場合, 本設定は常にスレーブドライブの設定にしておくひつようがあります。
(2) ケーブルセレクトの設定
CSEL信号をインタフェースに接続することによって, マスタドライブ/スレーブドライブの設定が可能になります. ただし, この場合には特殊なインタフェースコネクタが必要になります.
図4 ケーブルセレクトの設定
- 重 要
- ケーブルセレクトを実施する場合, 装置上のマスタ/スレーブ設定は常にスレーブの設定にしておく必要があります。 また, ACMODE- 信号のI/F への接続設定をしてはいけません.
特殊なインタフェースケーブルを使用することによるケーブルセレクトの実施例を図5, 図6に示します.
図において、マスタのCSELをケーブル側のCSEL線(コンダクタ)に接続し、更にそれをグラウンドに接続するという方法で"Low”レベルに設定して, ドライブにマ スタであることを認識させます. このとき, スレーブのCSELはコンダクタが除去してあるため, ケーブル側のCSELには接続されないので"High"レベルとなり, 自分はスレーブであることを認識できます.
図 5 ケーブルセレクト実施例(1)
図 6 ケーブルセレクト実施例(2)
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